ミャンマー語ニュース翻訳ブログ

2021年2月1日のクーデタにより軍政支配が再び始まったミャンマーについて、現地語ニュースやSNSなどでの投稿を日本語で紹介していきます。現地の人たちや現地メディアが何をどう伝えているのか、少しでも多くの人に伝わることを願っています。(ブログ管理者はミャンマーの歴史・マイノリティの人びとについて大学で教えたり研究したりしています。)

通学しないよう生徒を扇動したとして、ミャンマー小学校教師拘束

 2021.5.30.
 
市民不服従運動(CDM)に一度参加したあとに不参加を表明したヤンゴン管区ティンガンジュン郡の中学校教師ボーボーテインタン氏を、国軍が5月30日に拘束した。
 
小学校教員デモ委員会メンバーのピョーウェーアウンが、次のように説明した。
「この人物は、一度CDMに参加し、その後支援金が得られないとわかると家族のために4月末から月給を受け取りCDMに参加しないと署名した。彼の妹も教育に関わる公務員であり、CDMに参加している。(CDM参加者では)ないとして、職場に復帰したといいつつ子供たちに登校するなと彼は教えた咎で、拘束された。」
 
ボーボーテインタンさんを拘束した後、どこに連行したのかということに関してはわかっておらず、彼の家族も取り調べをうけている最中とのことである。
 
[ミャンマーでは小・中・高・大どのレベルの教育機関でもほぼすべてが公立校であり、そこで働く教員は国家公務員です。現在、ミャンマーではCDMに参加している教師・教員の解雇や職位はく奪がすすんでいます。そして、CDMに参加したという理由で多くの教員が拘束・逮捕される事態となっています。]
 
元記事はこちら↓
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