ミャンマー語ニュース翻訳ブログ

2021年2月1日のクーデタにより軍政支配が再び始まったミャンマーについて、現地語ニュースやSNSなどでの投稿を日本語で紹介していきます。現地の人たちや現地メディアが何をどう伝えているのか、少しでも多くの人に伝わることを願っています。(ブログ管理者はミャンマーの歴史・マイノリティの人びとについて大学で教えたり研究したりしています。)

カヤー州で避難民1万人超え、救援物資・医薬品不足

2021.5.26. 
 
カヤー州では、国軍と国民防衛軍の武力省得により戦争避難民の数が一万人を超えており、救援物資と医薬品の支援が必要であると避難民支援者らが述べた。
 
「現在、ディーモーソーやパシュー付近の6つの村から戦闘から逃れてきている。今必要なのは医薬品であり、さらに魚、豆、乾麺などの(日持ちする)乾物や焼き菓子、子供のための栄養が取れる粉末状のインスタント食品も役に立つ。店も閉まっている。何も入手できないので、手に入れられるものだけを手にするだけだ。」と戦争避難民となった市民の一人が、支援を要請するメッセージを送ってきた。
 
 
戦闘を激化させているカレンニー国民軍も、戦争避難民のために緊急支援物資や医薬品が必要であると声明を発表した。東シーミローからの600名の避難民、そしてカヤンターヤーからの500名のために、緊急に医薬品と食糧が必要だとしている。
 
現在、避難民のなかには高齢者や妊婦、幼児らの他、多くの女性らが生活必需品に困窮しており、ジャングルのなかに避難所や避難キャンプはなく、その場を凌ぐために簡易的に寝泊りしている。
飲料水の確保にも支障が出ており、屋根(のある家屋)が必要だと地域住民の証言からわかっている。
 
元記事はこちら↓
<iframe src="https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fkhitthitnews%2Fposts%2F1205362163234461&show_text=true&width=500" width="500" height="787" style="border:none;overflow:hidden" scrolling="no" frameborder="0" allowfullscreen="true" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; picture-in-picture; web-share"></iframe>