ミンダッ周辺の軍事攻撃により、住民らがジャングルの中を逃げ惑い避難民化
2021.5.19.
5月15日の夜にミンダッ・国民防衛軍が市街地から撤退したにもかかわらず、国軍による銃撃が継続しているため、ミンダッ周辺の住民らは住居を捨てジャングルのなかを彷徨い続けている。
国軍の攻撃により、ミンダッ町では現在も狙撃による負傷者が出ている。
ミンダッ町から遠く離れたジャングルへと逃げてきた人びとのなかには、靴を履いていない人もいることが、彼らの支援者の証言からわかった。
避難民のなかには、子供や高齢者、キリスト教司牧者層や仏僧も含まれている。また、男性らが高齢者や子供を背負って移動している様子が、5月16日朝に撮影されたビデオに収められている。
これらの避難民の数を正確に把握はできていないものの、1000名を超えることは確実とされている。
避難民のために住居や食料などの緊急支援が必要であり、UNHCRやICRCなどの団体からの介入と支援が欲しいと、避難民の一人は述べた。