ミャンマー国軍カヤー州の教会を襲撃、4名死亡・8名負傷
2021.5.24.
5月24日の午後1時ごろ、国軍の銃撃・狙撃により、ロイコーから北側に位置する南カヤンターヤーにあるカトリック教会を破壊した。
教会に避難していた女性3名と男性1名が死亡し、8名が負傷したことがわかった。
5月23日の夜から、国軍の装甲車や軍用車がロイコー内を巡回していた。無差別に発砲していたと住民が証言した。
また、国軍はロイコー周辺一帯の村々にも無差別に攻撃を行い、村内では戦闘も生じている。死亡者数は正確にわかっていない。
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アウンサンスーチー裁判所へ出廷
5つの法令違反として容疑がかかっているアウンサンスーチー国家顧問は、本日5月24日に初めて対面形式で出廷し審議をうけた。
同様に、ウィンミン大統領とミョーアウン博士らも本日審理が行われた。
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ヤンゴンのカレン教会を国軍が襲撃、負傷者も
2021.5.23.
ヤンゴンのインセイン区の、新・インセイン地区(ka/4通り)に位置するカレン民族のキリスト教教会に、5月23日午後に国軍が押し入り暴力行為を行った。これにより、障碍者1名を含む3名が死に至るほどの暴行を受けたたことがわかった。
近隣住民の一人が、「新・インセイン地区のk/4通りにあるカレン民族のキリスト教教会を、天井に至るまで全ての設備・建物を国軍兵士と警察が破壊していった。鍵を壊し侵入した。教会全体を捜索していった。男性2名と牧師が呼び出されて、殴打された。一人は障碍者だった。障碍者にもかかわらず強打して拘束した。武器を持った者は車で逃げ去ったようだ。(教会所有の)車も破壊していった。」と証言した。
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カヤー州にて、フリー・ビルマ・レンジャーとPDFが合流し国軍と衝突
2021.5.22.
カヤー州ディモーソー地区で生じたドータウォ村の占拠・戦闘について、国民防衛軍(PDF)と協働して戦闘を転訛したと、多民族国際人道活動団体であるフリー・ビルマ・レンジャーのカレンニー部隊が声明を発表した。
同村ではPDFと国軍の間で昨日から戦闘が続いており、5月22日の戦闘で国軍基地を占拠したドータウォー村の入り口を、PDFゲリラ軍とフリー・ビルマ・レンジャーのカレンニー軍が合流して占拠し、村入り口のゲートを焼き落とした。
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NLDの解党を検討すると、ミャンマー選挙管理委員会議長が発言
2021.5.21.
2020年総選挙に(当時の)与党政府が介入したという証拠を新聞などで既に公開しており、投票リストの調査も近日中に終わることなどをうけて、法律に違反するような企てを行ったNLDを解党し、関わった個人らを国家反逆の罪で取り調べる予定であると、連邦選挙管理委員会のテインソー議長が述べた。
「このような法律に違反する行為を事前に企てたNLDをどのように取り扱うべきか。政党を除名するのか。関与した人物を国家反逆罪として逮捕するのか。取り調べを行うのだ。」と発言した。
5月21日、ネーピードーの連邦選挙管理委員会が行った政党との会合において、上記のような発言があった。同会合は朝9時ごろから始まり、事前招待があった91の政党のうち、幾つの政党が参加したのかは明らかになっていない。
しかし、NLD、シャン民族民主連盟(SNLD)、チン民族民主連盟(CNLD)らは参加しなかった。
アウンサンスーチー氏の裁判、審理は最高裁判所へ引継ぎ
2021. 5. 20.軍評議会は、アウンサンスーチー氏を、国家機密法(第3条第1項および第3条)違反の容疑で逮捕していたが、ネーピードー最高裁判所が審理を引き継ぐため、本日予定されていた裁判の審理が行われなかったことが、担当弁護士の証言からわかった。
「今日、東部裁判所に登庁したところ、ネーピードの最高裁判所が事案を引き継ぐとわかった。次の開廷日は6月3日に延期された。」と述べた。
よって、5月20日の法廷では罪状について何も審議がなされなかったという。
軍評議会は、アウンサンスーチー氏に対し、自然災害管理法の他、第8条の輸出入法、第67条の通信法を違反としたとしてそれぞれ起訴していた。 元記事はこちら↓
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ミンダッ周辺の軍事攻撃により、住民らがジャングルの中を逃げ惑い避難民化
2021.5.19.
5月15日の夜にミンダッ・国民防衛軍が市街地から撤退したにもかかわらず、国軍による銃撃が継続しているため、ミンダッ周辺の住民らは住居を捨てジャングルのなかを彷徨い続けている。
国軍の攻撃により、ミンダッ町では現在も狙撃による負傷者が出ている。
ミンダッ町から遠く離れたジャングルへと逃げてきた人びとのなかには、靴を履いていない人もいることが、彼らの支援者の証言からわかった。
避難民のなかには、子供や高齢者、キリスト教司牧者層や仏僧も含まれている。また、男性らが高齢者や子供を背負って移動している様子が、5月16日朝に撮影されたビデオに収められている。
これらの避難民の数を正確に把握はできていないものの、1000名を超えることは確実とされている。
避難民のために住居や食料などの緊急支援が必要であり、UNHCRやICRCなどの団体からの介入と支援が欲しいと、避難民の一人は述べた。