ミャンマー国軍がCRPHを違法団体として指定
2021.3.22
連邦議会代表委員会(CRPH)のメンバー、同委員会が組織した団体およびそれらの団体と関係を持つ者は、国家の法の支配と安寧を妨害し危機にさらしていると、軍評議会議長が捉えているため、CRPHを違法団体として発表した。
軍評議会の内務大臣ソートゥン副司令官が、違法団体法第19条によりCRPHのみならず同委員会が組織した諸団体についても、同法第15条2項が述べる内容に基づき(上記のように)通知すると、3月21日付で発表した。
2020年11月に当選した議員で組織されたCRPHは、5つの省を持ち、臨時大臣4名を3月2日に任命していた。
CRPHは、新政府を樹立したのではなく、ウィンミン大統領とアウンサンスーチーらが率いる政府の閣僚らを国軍が拘束した時点から、国家の業務を代理で行うために(新大臣らを)任命したと説明している。
一方のCRPHも、軍評議会は平和にデモを行っている人びとに発砲・殺戮し、暴力をふるい違法に逮捕している他、犯罪者を(刑務所から)解放し、地域の治安と法による支配を脅かしていることから、(国軍・軍評議会を)テロリスト集団として3月1日に発表している。
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