ミャンマー語ニュース翻訳ブログ

2021年2月1日のクーデタにより軍政支配が再び始まったミャンマーについて、現地語ニュースやSNSなどでの投稿を日本語で紹介していきます。現地の人たちや現地メディアが何をどう伝えているのか、少しでも多くの人に伝わることを願っています。(ブログ管理者はミャンマーの歴史・マイノリティの人びとについて大学で教えたり研究したりしています。)

ミャンマー国軍がCRPHを違法団体として指定

2021.3.22

 

連邦議会代表委員会(CRPH)のメンバー、同委員会が組織した団体およびそれらの団体と関係を持つ者は、国家の法の支配と安寧を妨害し危機にさらしていると、軍評議会議長が捉えているため、CRPHを違法団体として発表した。

軍評議会の内務大臣ソートゥン副司令官が、違法団体法第19条によりCRPHのみならず同委員会が組織した諸団体についても、同法第15条2項が述べる内容に基づき(上記のように)通知すると、3月21日付で発表した。

 

2020年11月に当選した議員で組織されたCRPHは、5つの省を持ち、臨時大臣4名を3月2日に任命していた。

CRPHは、新政府を樹立したのではなく、ウィンミン大統領とアウンサンスーチーらが率いる政府の閣僚らを国軍が拘束した時点から、国家の業務を代理で行うために(新大臣らを)任命したと説明している。

一方のCRPHも、軍評議会は平和にデモを行っている人びとに発砲・殺戮し、暴力をふるい違法に逮捕している他、犯罪者を(刑務所から)解放し、地域の治安と法による支配を脅かしていることから、(国軍・軍評議会を)テロリスト集団として3月1日に発表している。

 

元記事はこちら↓

https://www.bbc.com/burmese/live/burma-56331237?ns_mchannel=social&ns_source=twitter&ns_campaign=bbc_live&ns_linkname=6058297887098402eb74960e%26%E1%80%85%E1%80%85%E1%80%BA%E1%80%80%E1%80%B1%E1%80%AC%E1%80%84%E1%80%BA%E1%80%85%E1%80%AE%E1%80%80%20CRPH%20%E1%80%80%E1%80%AD%E1%80%AF%20%E1%80%99%E1%80%90%E1%80%9B%E1%80%AC%E1%80%B8%E1%80%A1%E1%80%9E%E1%80%84%E1%80%BA%E1%80%B8%E1%80%A1%E1%80%96%E1%80%BC%E1%80%85%E1%80%BA%E1%80%80%E1%80%BC%E1%80%B1%E1%80%8A%E1%80%AC%262021-03-22T06%3A05%3A31.147Z&ns_fee=0&pinned_post_locator=urn:asset:91232dbf-35d1-4974-8449-26e419ff3706&pinned_post_asset_id=6058297887098402eb74960e&pinned_post_type=share