ミャンマー語ニュース翻訳ブログ

2021年2月1日のクーデタにより軍政支配が再び始まったミャンマーについて、現地語ニュースやSNSなどでの投稿を日本語で紹介していきます。現地の人たちや現地メディアが何をどう伝えているのか、少しでも多くの人に伝わることを願っています。(ブログ管理者はミャンマーの歴史・マイノリティの人びとについて大学で教えたり研究したりしています。)

ミャンマーのコメディアン・ザーガナー氏、拘束

2021.4.6.

 

著名なコメディアンであるザーガナーが、4月6日朝にタームエ地区で拘束されたと、彼と親しいコメディアンであるフゲッピョーチョーがSNSに書き込んだ。タームエ地区166番通りで拘束されたとも書き込まれている。その他、一部のコメディアンもザーガナー氏が拘束されたという書き込みを行っている。

 

軍評議会が国家名誉毀損法505条(1)および、文書・音楽・映画・報道に関わる個人などの著名人約100名に対する容疑をかけ発表したリストの中に、ザーガナー氏の名前は含まれていなかった。

ザーガナー氏は、88年の前軍政期と2007年のサフラン革命の時期に政治活動をしたとして逮捕され、2007年当時の電子通信法を含む法律によって起訴され長年刑務所に収監された後、2012年10月の恩赦によって釈放されていた。

 

現在のクーデタが起きた後、2月1日から刑法505条第1項によって容疑をかけられた芸能人・著名人のなかでは俳優のルーミンが最初の拘束者となり、その後4月4日にはイェータイッも拘束された。加えて、メディア業界のなかでは報道ジャーナルの編集者ズィント—ナイン氏もボーダタウン地区で拘束されている。

 

元記事はこちら↓

https://www.bbc.com/burmese/live/burma-56582387?ns_mchannel=social&ns_source=twitter&ns_campaign=bbc_live&ns_linkname=606bfb3ea6498102e7e480c2%26%E1%80%9C%E1%80%B0%E1%80%9B%E1%80%BD%E1%80%BE%E1%80%84%E1%80%BA%E1%80%90%E1%80%B1%E1%80%AC%E1%80%BA%20%E1%80%87%E1%80%AC%E1%80%82%E1%80%94%E1%80%AC%20%E1%80%96%E1%80%99%E1%80%BA%E1%80%B8%E1%80%86%E1%80%AE%E1%80%B8%E1%80%81%E1%80%B6%E1%80%9B%262021-04-06T06%3A10%3A38.194Z&ns_fee=0&pinned_post_locator=urn:asset:ca629f8e-eff0-46d7-97d2-1224302d62ff&pinned_post_asset_id=606bfb3ea6498102e7e480c2&pinned_post_type=share