ミャンマー・シャン州、ナムトゥ村民3名をRCSSが拘束
2021.4.11.
昨日4月10日夜8時ごろ、シャン州北部のナムトゥ町のイェーオー村の村長およびその息子2名を、シャン州復興評議会/シャン州軍(RCSS/SSA)が拘束したことがわかった。
村長のチャーヨウン氏と、19歳と17歳の息子2名の合計3名を自宅から引きずり出し、拘束したと住民が証言した。
「夜8時くらいに、RCSSが彼らの家に押し入って拘束した。なぜ拘束されたのかはわからない」
イェーオー村では小火器による発砲が3日間続いていたと、同住民は語る。
4月11日午前9時の時点では、上記3名は未だ解放されておらず、どこに拘束されているのかもわかっていない。
同様に、3月28日には、パンロン村域に位置するマンサー村の住民2名をRCSS軍が拘束しており、未だ解放されておらず、家族への連絡も入っていないとのことである。
村民の逮捕について、RCSSのスポークスマンであるサインアムケー大尉、サインカムサンタン少佐へ連絡を試みたが、つながらなかった。
パンロンとチャウンサー村周辺の地域では、SSPPおよびTNLAの合同部隊とRCSSの間で戦闘が激化しており、武力衝突も生じている。これにより、地域住民2000名近くが避難している。
元記事はこちら↓