ミャンマー語ニュース翻訳ブログ

2021年2月1日のクーデタにより軍政支配が再び始まったミャンマーについて、現地語ニュースやSNSなどでの投稿を日本語で紹介していきます。現地の人たちや現地メディアが何をどう伝えているのか、少しでも多くの人に伝わることを願っています。(ブログ管理者はミャンマーの歴史・マイノリティの人びとについて大学で教えたり研究したりしています。)

ミャンマー国内wifi遮断は継続する見通し、FM新設は逮捕の対象

2021.4.3.

 

インターネットの遮断措置が日に日に強められていくなか、若者たちが主導する新たなFMラジオ放送が設置された。

 

インターネットの遮断はモバイル通信の規制から始まったが、wifiの使用も本日より遮断されるとみられているおり、そのなかで報道(や最新の状況)にアクセスするために、ラジオ回線やブルートゥースに接続できる、モバイル通信法をかいくぐりショートメッセージを送ることで、ニュースの受け取り・アクセスができるようにしてある。

自宅の回線から直接アクセスできるインタネット接続では、時間制限があると利用者は証言している。しかし、利用者の国民の大半は、モバイル通信のwifiでインターネットを利用している。

wifi接続が遮断された真の理由について発表はなにもないが、モバイル通信の遮断は数週間に及んでおり、国内でのインターネット利用者がフェイスブック上でフェイクニュースを拡散したという理由で遮断が始められていた。

 

インターネット遮断が強められていくなか、連邦FMラジオという番組を新世代の若者たちが主導し、4月1日に放送を開始している。放送開始に際し、ヤンゴン管区の15の地域で視聴できるよう準備したが、将来的には全国で視聴できるよう望んでいるとのことである。

 

この日(4月1日)からこのラジオ放送に関しては、ヤンゴンではテスト放送が始まると報道があった新FM放送は情報省の許可はなく、無許可での放送を手助けした場合には、逮捕の対象になると、当局は発表している。

 

元記事はこちら↓

https://www.bbc.com/burmese/live/burma-56582387?ns_mchannel=social&ns_source=twitter&ns_campaign=bbc_live&ns_linkname=6067569a0b5e0102e3fc470f%26%E1%80%9D%E1%80%AD%E1%80%AF%E1%80%84%E1%80%BA%E1%80%96%E1%80%AD%E1%80%AF%E1%80%84%E1%80%BA%E1%80%95%E1%80%AD%E1%80%90%E1%80%BA%E1%80%86%E1%80%AD%E1%80%AF%E1%80%B7%E1%80%81%E1%80%BB%E1%80%AD%E1%80%94%E1%80%BA%20%E1%80%86%E1%80%80%E1%80%BA%E1%80%9E%E1%80%BD%E1%80%9A%E1%80%BA%E1%80%99%E1%80%BE%E1%80%AF%20%E1%80%95%E1%80%AF%E1%80%B6%E1%80%85%E1%80%B6%E1%80%95%E1%80%BC%E1%80%B1%E1%80%AC%E1%80%84%E1%80%BA%E1%80%B8%E1%81%8A%20FM%20%E1%80%9C%E1%80%AD%E1%80%AF%E1%80%84%E1%80%BA%E1%80%B8%E1%80%9E%E1%80%85%E1%80%BA%E1%80%80%E1%80%AD%E1%80%AF%E1%80%A1%E1%80%9B%E1%80%B1%E1%80%B8%E1%80%9A%E1%80%B0%E1%80%99%E1%80%9A%E1%80%BA%E1%80%9C%E1%80%AD%E1%80%AF%E1%80%B7%E1%80%86%E1%80%AD%E1%80%AF%262021-04-02T17%3A38%3A35.992Z&ns_fee=0&pinned_post_locator=urn:asset:153d06fc-f4ec-4cb0-8ded-98057346953e&pinned_post_asset_id=6067569a0b5e0102e3fc470f&pinned_post_type=share