米中会談時に、ミャンマー問題も協議されるか
[2021.3.11]
アメリカと中国の閣僚が、来週会合を予定している。3月18日(木)にアラスカ州のアンカレッジにて会合する。
アメリカ側からは、アントニー・ブリンケン国務長官とジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官が参加する。
中国側からは、楊潔篪(よう・けつち)中国共産党中央政治局委員と王毅(ワンイー)外相らが、アラスカでの会合に出席する。
これは、バイデン大統領政権下での二国間閣僚級会談である。ブリンキン外相は、ロイド・オースティン国防長官と共に日本・韓国の訪問を終えたのち、アラスカに向かい中国の閣僚と会談する。
現在、ミャンマーでの軍政化を中国としても防ぐようにブリンケン国務長官が圧力をかけている。
一方の王毅(ワンイー)外相も、ミャンマーの事案に関して、3つの提案をしており、これは喫緊(の課題)だと述べている。主な内容は、ミャンマーにおける国内情勢の緊迫を食い止めるよう行動していく領域に中国としても関与していく必要があると述べ、対話を求める意思を王外相は表明している。
米中両国の外相レベルの閣僚が会談するにあたり、インド・太平洋地域一帯の安全と併せてミャンマーの件も(会談内容に)含まれる可能性があると、関係者が述べた。
元記事はこちら↓