ミャンマー警察・軍がデモ隊に発砲し、2名死亡
アメリカ大使館が、マンダレーでデモ隊参加者を死なせた発砲は極めて遺憾であり、国軍として、ミャンマー国民に対する暴力を停止しなければならないと同日(2月20日)夜に発表した。
警察の発砲により、ネーピードーでミャトウェトウェカインが死亡し、その一日後の2月20日夕方に、マンダレーにて警察を兵士が銃を発砲し2名の国民が死亡したことについて、アメリカ大使館は声明文を出した。
「抗議・反対をする権利を行使している(だけ)なので、如何なる個人であっても被害を蒙り危険にさらされるべきでない」と大使館の声明文では述べられた。
その後、イギリス大使館が、マンダレーにて死者を出すほどの銃撃(が起きたこと)は極めて残念であり、ミャンマー国軍は平和的なデモを行っているデモ隊に対する全ての武力行為を停止しなければならないと声明文を出した。イギリスはミャンマー国民と共にあるとも書いている。
さらに、ジョセップ・ボレル・フォンテジェス欧州連合外務・安全保障政策上級代表が、平和的にデモを行っている市民に対し国軍が武力に訴えていることを強く批判すると、マンダレーの事態が起こった30分の間にツイッターに書き込んだ。
「ミャンマー国軍と治安部隊に市民に対する暴力を直ちに停止するよう通達する。我々は、あなた方の適切な判断が下せるように、ミャンマーの最新の状況を日曜に議論する。」と、 ジョセップ・ボレル・フォンテジェス氏が述べた。
本日、マンダレーのカンナー通りのヤダナーボン造船所付近で、軍政反対デモのデモ隊を警察と兵士がデモ隊を鎮圧を試み、銃弾の腹部貫通により一名、頭部貫通によってもう一名が死亡し、少なくとも30名が怪我を負った。
国連と西洋諸国、および近隣諸国が、軍政に対し抗議を行っている人びとを抑圧しないように政府幹部に要請しているさなか、兵士と警察隊がネーピードー、マンダレー、ミッチーナーなどの大都市を含む都市部で暴力的な制圧行為が過熱している。
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